株式会社同人は、漫画制作に特化した掲示板型コミッションサービス「GreenHorn」を4月4日にβ版としてローンチするとPR TIMESで発表しました。進行管理や契約条件の明確化、修正指示の可視化、プロフィール単位でのAI学習可否設定などを同一プラットフォームにまとめる設計を掲げています(年の記載は発表文からは確認できません)。
漫画のコミッション(制作依頼)は、個人・企業を問わず広がる一方で、連絡手段や合意内容の管理が分散しやすい領域でもあります。株式会社同人がPR TIMESで発表した「GreenHorn」のβ版は、依頼の募集・受注だけでなく、制作工程ごとの進行や条件整理までを一つの場で扱うことを打ち出しました。機能の狙いと、読者が確認しておきたい前提条件を分けて整理します。
■今回の発表で何が明らかになったか(事実)
株式会社同人は、漫画制作に特化した掲示板型コミッションサービス「GreenHorn」を4月4日にβ版としてローンチすると発表しました(発表文内に年の明記はありません)。同社は本サービスを、「描いてほしい」という想いと「描ける」という才能を安心できる環境でつなぎ、世界に一つだけの“あなたの物語”を生み出すことを目的とする、と説明しています。
サービスの位置づけについては、漫画家・イラストレーターと依頼者(企業・個人)をつなぐだけでなく、「進行管理」「契約条件の明確化」「仕事につながる多機能ポートフォリオ」を一体化したプラットフォームだとしています。また、約1年の開発期間を経て誕生した、と記載されています。

■機能として挙げられている要素(事実)
発表文では「主な機能的特徴(2026年3月時点)」として、以下が列挙されています。
1)依頼者向け:マッチングと進行管理
ネーム・下書き・清書など、漫画制作の工程ごとに進行と料金を管理できる、としています。打ち合わせ用のチャット機能や通知機能を実装したとも記載されています。

2)クリエイター向け:プロフィール/ポートフォリオ
1ページで完結するプロフィール作成、ポートフォリオ、料金表・制作実績・得意ジャンル・スケジュール・権利関係・工程管理の一元管理が可能だと説明されています。共有リンク化、QRコード化にも触れています。
3)依頼者向け:修正指示の可視化
修正指示を視覚的に伝えられる機能を実装したとし、修正回数や修正範囲を事前に成約フォーマット内で明確化する、としています。

4)クリエイター向け:AI学習対策
プロフィール単位でAI学習の可否を設定できる機能を用意し、権利保護に配慮すると記載しています。
5)依頼者・クリエイター向け:掲示板+直接依頼
掲示板での案件募集と、クリエイターへの直接依頼の両方に対応する「ハイブリッド設計」だと説明されています。

■露出・テスト運用として示された情報(事実)
正式リリースに先駆けたテスト運用として、Discordを活用したクローズド環境での運用を行い、「多数の漫画制作案件が成立した」と記載されています。反響の例として、X(旧Twitter)で初期アカウントから「60万インプレッションを超える投稿」があった、としています。
また、制作物の例として「GreenHornで制作し、コミックマーケット107で頒布された漫画がある」と記載があります。あわせて、ビジネス番組「令和の虎」で紹介されたとし、出演時動画(2025年8月公開)が2026年3月時点で「約100万回再生」と書かれています。

■背景として読み取れるポイント(解釈:記事側の整理)
コミッションは、制作物そのものに加えて、工程の区切り方、合意内容の記録、修正の取り扱いといった“取引の設計”が体験を左右しやすい分野です。今回の発表が強調するのは、募集・受注(マッチング)だけでなく、工程別の管理や条件の明文化、修正指示の整理までをサービス内に寄せる、という方向性だと整理できます。
一方で、AI学習可否の設定については、発表文上は「プロフィール単位で設定可能」という機能説明にとどまっています。どの範囲(例:画像の二次利用、第三者による再投稿、学習データ化)までをどのようなルール・運用で扱うのかは、利用規約や運用説明の確認が前提になります。

■誤解しやすい点/読者が確認したい条件(事実:未記載の明示)
発表文からは、次の点が具体的に確認できませんでした。
・β版ローンチ日「4月4日」の年
・利用料金、手数料率、報酬分配のルール
・支払い方法、決済の流れ
・登録条件、本人確認や審査の有無
・対応地域(国内限定か、海外利用を含むかの具体範囲)
・成立案件数、登録者数などの定量実績(「多数」の具体数は不明)
・キャンセル、紛争対応、契約上の取り扱い(例外条件を含む)
・AI学習可否設定の技術的・法的な取り扱いの詳細
・個人情報保護やセキュリティ対策の具体策
これらは、同種のマッチング/コミッションサービスでは利用体験や安全性に直結しやすい項目です。β版の利用を検討する場合は、告知ページや規約などで条件がどこまで開示されるかを確認する必要があります。

株式会社同人が発表した「GreenHorn」β版は、漫画コミッションを“頼む・受ける”の場から、工程と条件を管理する場へ寄せようとする試みとして位置づけられます。発表で示された機能の方向性に加えて、手数料や決済、紛争対応、AI学習可否の運用といった条件面がどのように整備・開示されるかが、サービス理解の重要な手がかりになりそうです。
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出典
- 原題:世界に一つだけの“あなたの物語”を創る──漫画コミッションサービス「GreenHorn」、4月4日にβ版ローンチ | 株式会社同人のプレスリリース
- URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000166905.html











